あなたの能力は9割以上が眠っている!潜在意識の特徴と顕在意識の違いを知り、眠っている意識に気づこう

陽の光を浴びて倖せを感じるシルエットイメージ 学び
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人間の意識には、顕在意識(有意識)潜在意識(無意識)とがあります。

普段から、自分で認識できている意識を顕在意識と言い、
自分では認識できていない意識を潜在意識と言います。

では、自分の意識のうち、顕在意識が占める割合はどれくらいなのでしょうか?

10%

20%

いえいえ、たった3%でしかないんです。

例えば、あなたが悩みを解決しようとした場合、この3%の顕在意識でクリアしようとします。

そうするとクリアできる悩みもあるでしょうが、多くはクリアできない状態になります。

当然ですよね。97%の能力が使えていないのですから。

それでは、あなたの悩みを解決できるよう

意識について詳しく見ていきましょう。

顕在意識とは

海に浮かぶ氷山のイメージ

顕在意識とは、普段から認識できる意識、言葉に出来る意識のことです。

表面意識ともいわれ、論理的な思考・理性・知性・判断力などがあります。

 

例えば

「私は今、歩いている」

「私は今、風呂に入っている」

ということです。

潜在意識とは

水中から見た泡のイメージ

潜在意識とは、私たちの心の奥にある隠れた力で、日常生活に様々な影響を与えます。

普段認識することのできない意識、無意識とも言われます。

感情、勧角、直感、記憶、本能などがあります。

 

例えば、あなたは呼吸するとき、意識して吸ったり吐いたりしていますか?

深呼吸をする場合などは意識をするかも知れませんが、

いつも意識しているわけではありません。

潜在意識、無意識が関わっているのは、

  • 生命維持(呼吸や心臓を動かす等)
  • 条件反射(ボールが飛んで来たら避ける、目を閉じる等)
  • 口ぐせ
  • 習慣(靴を履くときに右足から履く等)

があり、他にも、思考パターンや感情のコントロールにも関わってきます。

「明日、服を買いに行く」

という顕在意識の決定は、

「おしゃれがしたい」

「デートの服がない」

という、潜在意識から導き出された行動となります。

潜在意識の特徴

潜在意識の特徴は、以下の通りです。

  • 潜在意識は、現実とイメージとの区別がつかない
  • 潜在意識は、価値観である
  • 潜在意識は、主語の区別がつかない
  • 潜在意識は、変化が怖い
  • 潜在意識は、時間の概念がない

潜在意識は、現実とイメージとの区別がつかない

潜在意識は実際に起きたことと、頭や心で考えたり思ったことの区別がつきません。

例えば、あなたの口の中にしょっぱい梅干や酸っぱいレモンがあると想像すると、

唾液が出てくるでしょう。

現実には梅干やレモンが無いにもかかわらず、身体は反応してしまうのです。

 

これらは日常的で簡単な例ですが、

現実と非現実を区別しないという潜在意識の特徴が、

・思ったことは現実になる
・思考は現実化する
・良いことを考えれば、良いことが起こりる
・悪いことを考えれば、悪いことが起こる

の根本要因なのです。

これは、頭で考えたことと現実とを、潜在意識が区別できず

「考えた通りにしてやろう」とする結果なのです。

 

潜在意識は、価値観である

価値観とは、「物事の考え方」であり、物事を判断する基準となります。

例えば、服を買いに行き、

黒い服ではなく、白い服を選んだ

という行動は、無意識に黒は嫌い、似合わないと判断していることになります。

 

潜在意識は、主語の区別がつかない

主語とは、「わたし」と「あなた」や、「Aさん」「Bさん」といった「誰か」にあたる部分です。

あなたが、「Aさんは良い人だ」と考えれば、
潜在意識が働き、あなた自身やあなたの周囲の状況も良いものとなります。

逆に、あなたが「Aさんは悪い人だ」と考えれば、
あなた自身やあなたの周囲の状況も、悪い人となるのです。

潜在意識は、
「Aさん」「Bさん」だろうが 「あなた」「わたし」など全く区別せず、
良い、悪い、かしこい、わがままなど、これらの思考に反応してしまいます。

 

潜在意識は、変化が怖い(安定を望む)

潜在意識は、変化することを嫌います。

それは、脳が安全を第一に考えるからです。

「今が安全な状態なら、そのままなら安全に過ごせるだろう」という認識となり、

「わざわざ危険を冒してまで、新しい行動をする必要はない」と判断します。

これは、太古の過酷な時代を生き抜いてきた経験が受け継がれているのでしょう。

潜在意識には、時間の概念がない

潜在意識は、過去も、未来も認識していないということです。

例えば、

これまでの人生で、忘れたくても忘れられないような嫌な出来事を思いだしてください。

・友達の前で馬鹿にされた
・彼女(彼氏)にフラれた
・職場で失敗して、上司に怒鳴られた

あなたはイヤな気分になっていませんか?

過去の出来事に、「今」、不愉快や怒りを感じているはずです。

次は、

これから先、起こって欲しくない出来事を想像してみてください。

・家族や友人の病気や事故
・会社のリストラや倒産

あなたは不安な気持ちになっていませんか?

まだ、起こってもいない、起こるかもわからない未来の出来事に、「今」、不安や恐怖を感じているはずです。

つまり、潜在意識には、「今」しかないのです。

 

まとめ

潜在意識の特徴は、以下の通りです。

  • 顕在意識は3%しか使われていない。
  • 潜在意識は97%もある。
  • 潜在意識は、現実とイメージとの区別がつかない
  • 潜在意識は、価値観である
  • 潜在意識は、主語の区別がつかない
  • 潜在意識は、変化が怖い
  • 潜在意識は、時間の概念がない

潜在意識とは、感情や記憶、本能的な欲求です。

普段何気に行っていた行動を見直すことにより、あなたの人生はよりよい未来になるのです。

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