皆さん、こんにちは!
今日は「言葉の力で人生を変える方法」についてお話しします。
私たちの人生は、使う言葉によって大きく影響を受けることをご存知でしょうか?
このテーマは実に重要で、一生の中で支えとなる要素です。
ぜひ真剣に受け止めていただきたいと思います。
私たちは皆、思考が現実化する力を持っていることを知っています。しかし、脳は重要と感じる情報だけを取り入れるフィルターを持っています。これをRAS(ラス)と呼びます。
RAS(脳幹網様体賦活系)とは
RASとは「Reticular Activating System」の略で、脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)という脳機能の1つです。
RASは、自分の興味・関心のある情報を無意識に多く感じとる「フィルター」のような役割を果たします。
例えば、
赤い車が欲しいと思っているいる人なら、赤い車がが目に止まりやすいでしょう。
赤ちゃんが欲しいと思っている人なら、妊婦さんや小さい子供が目につきやすくなります。
一方、興味・関心がないことには脳が反応せず、無意識に情報をスルーします。
全ての情報を受け取っていると、脳に膨大な負担がかかってしまうためです。
ですから、日々の内なる対話が常に願望を含んでいるかどうかに注意が必要です。
もし否定的な考えが浮かんだ場合、脳はそれを重要だと判断してしまい、
ネガティブな情報が優先的に入ってくることになります。
自分が目標を達成できないと信じれば、その通りに行動してしまいます。
逆に、自分に可能性を信じ込むことで、達成するための行動を起こすことができるのです。
自分が重要と認識したことを繰り返し考えることで、その思考が脳に刷り込まれていきます。
この刷り込まれた価値観は、大きくは親からの影響によるものです。
なぜなら、子供の頃の経験が、私たちの価値観を形成します。
ですから、親を基準にしてしまうことが多いです。
しかし、この潜在意識を変えることは可能です。
自分の望む未来像を明確にし、その目標に向かうためのステップを脳に刷り込むことが、
自己成長の基盤となるのです。
これをマインドセットと言います。
例えば、もし親がギャンブルをしていて、その姿を嫌だと感じた場合、
自分はギャンブルを避けるマインドセットを持つことができます。
そしてそのためには、ギャンブルをしている人々との交流を避けることや、
その話題には耳を貸さないようにすることなどが具体的な方法となります。
これらの思考を繰り返し、言葉に表すことが重要です。
ネガティブな考えも一旦受け入れてみることは悪いことではありませんが、
それを口に出す際には工夫が必要です。
例えば
「今の私には難しいかもしれないけれど、いずれできるようになる方法を考えよう」
といった具体的なアプローチが効果的です。
野球やサッカーといったスポーツで敗けたときに落ち込むのは自然なことですが、
その後も前向きな言葉を使ってみましょう。
「今日の試合には負けたが、一カ月後の試合には勝つ」
と信じることで、自分をネガティブな状態にしないよう心がけましょう。
自己成就的予言(self-fulfilling prophecy)
また、自己成就的予言という心理学的な概念も重要です。
私たちは自分の予想通りの方向に向かって行動する傾向があります。
有名な例としては、次のようなものがあります。
・病気の患者が与えられた薬を特効薬と信じていれば、たとえ偽薬でも効果が現れる(プラシーボ効果)
・「このクラスの子は将来、成績が伸びる」と告げられた担任のクラスの生徒は、
数カ月後、他のクラスの生徒に比べて実際に成績が伸びる(ピグマリオン効果)
自己成就的予言は、人々が持つ思いが無意識のうちに態度や行動に反映され続けた結果として起こるものであると考えられています。
つまり、「成功するだろう」という思いはポジティブな結果に繋がりやすく、
逆に、「失敗するだろう」という思いを持ち続けることで、ネガティブな結果に繋がってしまうこともあります。
自分ができるかどうかも同じです。
自分ができない理由を見つけようとするのか、できる理由を見つけようとするのか、その選択が未来を大きく変えることになります。
日常で口にする言葉は、自己成就的予言を引き起こす一因となります。ポジティブな言葉を使うことで、自分が望む方向に向かって行動することができます。そして驚くべきことに、同じ考え方を持つ人々との出会いも生まれ、共鳴し合うことができるのです。
あなたの夢を実現するために、言葉の力をぜひ活用しましょう。
日常の言葉が、あなたの未来を創り出す魔法の杖となることでしょう。
自分の望む人生を実現させるため、ポジティブな言葉を口にしてみてください。
自分自身の人生を変える素晴らしい世界が待っています。
さあ、すぐにチャレンジしてみましょう!