【アドラー心理学】④認知論 ピンク色のレンズの眼鏡をかけている人は、世界がピンク色だと勘違いしている

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本日は「認知論」についてお話します。

【アドラー心理学】①目的論についてはコチラ
【アドラー心理学】②主体論についてはコチラ
【アドラー心理学】③全体論についてはコチラ

認知論とは?

認知論とは
人は現実そのものを見ているのではなく、それぞれが自分独自のものの見方・考え方(心のメガネ)を通して意味づけ、行動しているという考え方

同じ出来事に対してでも、受け取り方は人それぞれということがよくあります。

コップに入った水はどれくらい?

 

半分水の入ったコップ

例えば、同じ「コップに入った水」を見ても、人によって見え方は変わります。

「まだ、半分も残っている」と思うのか
「もう、半分しか残っていない」と思うか。

同じ現実を見ているようでも、1人1人見え方は違うのです。
1人1人は「コップに入った水」そのものを見ているわけではなく、
「コップに入った水」という事実に対して自ら意味づけて解釈しています。

実際に起きていること (事実) と捉え方 (解釈) は、人によって変わり、
その捉え方のフィルターは、その人自身の過去の体験により作られています。

会社で上司から怒られる

上司に怒られるサラリーマンの画像

会社で上司から怒られるという場面では、

・ある人は、上司が嫌いになり、やる気をなくしてしまいます。
・しかし別の人は、頑張ろうとやる気がでます。

同じ上司から怒られるという現実に対して、
受け止める人により全く正反対の行動をすることになります。

雨が降る

野原の花に雨が降るイメージ

雨が降るという場面では、

・濡れるから嫌だという人もいれば、
・部活がなくなるからラッキーだという人
・新しい傘が使えると喜ぶ人もいます。

受け止め方は、人それぞれなんです。

まとめ

同じ現実に対しても、ものの見方・考え方は様々です。

物事に対し、人は自分で意味付けをし、それを事実だと思って生きています。
ピンク色のレンズの眼鏡をかけている人は、世界がピンク色だと勘違いしているのです。

しかし、安心してください。

自分がピンク色のメガネを掛けていると認識できたのなら、
メガネを掛けかえればいい
のです。

世界が全く違うものに見えてきます。
是非チャレンジしてみて下さい。

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