【アドラー心理学】②主体論 あなたの人生の主人公はあなた自身である。後悔しない生き方をするためには?

ひまわり畑で両手を広げる 学び
この記事は約3分で読めます。

アドラーは、あなたの人生の主人公はあなた自身であると言います。

今、自分が置かれている状況や過去の出来事に関係なく、自分自身が決めた行動をとることができる。
について書こうと思います。

他人軸とは

他人軸とは
自分の人生の主人公を「他人」にしてしまうこと

つまり、自分の中で何かを決める時の基準が、他人であるということです。

たとえば、

・あの人がこう言ってるから。
・あの人はどう思うんだろう。
・みんながやるから。

といったことです。「他人に対して自分はどうなのか」という他人目線で決定することになります。

他人軸がやめられない

ではなぜ、多くの人が他人軸で生きてしまっているのでしょうか?

・よく気が付く、気を使う、周りの空気をよむことが得意
・「いい人」とよく言われる
・みんなと同じだと安心する
・自分の言動をどうとられたか不安になる
・他人から言われたことに落ち込んだり、喜んだりする

このような人は他人軸の割合が高くなります。

自分の家族や友人、恋人、同僚、上司や部下といった身近な人から、

・認めて欲しい。
・自分のことを好きでいて欲しい。
・嫌われたくない、
・否定されたくない、

といった気持ちが働くからだと言えます。つまり、誰かの承認が欲しいのです。

自分軸とは

自分軸とは
自分の人生の主人公が「自分」であること

自分軸を持っている人は、選択する出来事がでてきたときに常に「自分で決める」ことができます。

 

自分軸と自分勝手の違い

自分軸は、自分勝手とは違います。

結果や影響を考えないのが、自分勝手

結果や影響も含めて、結果に責任を持つのが自分軸です。

本当の意味で「自分軸」で生きるということは、自分の思いや自分のあり方を大事にする生き方です。

 

自分軸で生きる

自分軸で生きるとは、

「他人にどう思われるか?」ではなく、
「自分がどうありたいか?」ということを自問しながら生きる。

ということになります。

何かを判断する時、「他人がどう思うか」、「周りにどう思われるか?」ということを基準に考えるのではなく、「自分がどうありたいか」という自分の思いを大切にして考えたり、判断して生きることになります。

自分軸で生きると

自分軸で生きると、

・人と自分を比べなくなる
・人の目や人からの評価があまり気にならなくなる
・自分のやりたいことが増える
・自分のことを認められるようになる
・自分だけでなく、相手も大切にできるようになる
・本当に付き合いたい人とだけ付き合えるようになる
・本当に付き合いたい人以外、離れていくようになる

ようになります。

 

他人軸だと、人の目やどう思われるかが気になりますが、

自分軸だと、そういったことが気にならなくなります。

また、他人にどう思われるか?ではなく、
自分が本当にやりたいことは何だろう?と考えるようになるため、

やりたいことがいろいろ見つかるようになります。

そして、自分軸で生きようとすることで、本当に付き合いたい人とだけ付き合えるようになったり、

それ以外の人と離れていくようになります。

まとめ

自分軸で生きてくことがなぜ重要なのか、それは人生の主人公は自分自身だからです。

自分の気持ちを大事にして自分の意思で生きていれば、何かで失敗したとしても、

「自分の決めたことだから」と納得ができ、後悔することは少ないでしょう。

 

例えば、お店での注文の際、

日替わり定食?それともカレー?

コーヒー?それとも紅茶?

「じゃ、一緒で!」という注文方法をやめてみましょう。

たとえ同じものを注文しても「自分で選んだ」ということが大切です。

簡単なことから始めてみませんか?

タイトルとURLをコピーしました