本日は対人関係の基本であるコミュニケーションについてのお話です。
あなたは、人間関係が上手くいっていますか?
良いコミュニケーションが取れてなくて、辛い日々を過ごしていませんか?
もし、自分らしく生きて、幸せになりたいというのであれば、ぜひアサーションを知っておいてください。
コミュニケーションとは何か?
コミュニケーションとは、自分の考えや感情、価値観などを
お互いに伝え合う行為です。
コミュニケーションは、親戚、友人、知人、同僚、ビジネスパートナーなど、
比較的親しい人たちとの間で行われ、
その重要性は、相手によって異なる場合があります。
コミュニケーションは言葉だけでなく、
身振り手振りを使って自分の考えを相手に伝えたり、
相手から伝えられたりすることで成立します。
そして、こうしたコミュニケーションの場で
力を発揮するスキルがアサーションとなります。
アサーションとは?
アサーションとは、「自己主張」という意味で、
自分の意見も相手の意見も尊重しながらも、
自己主張をしっかり行うコミュニケーションスキルのことです。
3つの自己主張の種類
自己主張のパターンは、主に3つに分かれます。
それぞれのパターンを知ることで、円滑なコミュニケーションを行うことができます。
アグレッシブ(上から目線/ジャイアンタイプ)
アグレッシブは、上から目線、いわゆる攻撃的なコミュニケーションになります。
その特徴としては、
・相手に命令する
・自分の意見を通すためなら、何でもする
・思ったことをそのまま言ったり、大声で怒鳴る
・勝ち負けで物事を判断する
・マウンティングで、常に人の上に立とうとする
などが挙げられます。
自分の言いたいことは言えていますが、
言われた方は傷つき、萎縮し、攻撃的人物から離れていくようになります。
ノンアサーティブ(下から目線/のび太タイプ)
ノンアサーティブは、下から目線、つまり
言いたいことがあるのに、自分の意見や気持ちを言わない、言えない
状態です。
その特徴としては、
・自己主張が苦手
・曖昧な言い方でごまかす
・言い訳が口癖になっている
などが挙げられます。
言いたいことを言えないでいると、
相手からは何でも言うことをきいてくれる都合の良い人と
思われるようになります。そして辛い思い我慢が限界に達すると、
突然切れたり体調不良となります。
アサーティブ (横並び/しずかちゃん)
アサーティブは、自分も相手も大切にするコミュニケーションです。
その特徴としては、
・自分の気持ちを素直に伝えつつ、相手の気持ちも考えられる
・自分らしくいられる
・相手を認めることができる
などが挙げられます。
家族や恋人、あるいは仕事の場においても、
言いたいことが言えるということは、自分らしくいられることになり、
ストレスのないコミュニケーションをとることができます。
また、相手の考えていること、相手のしたいことを認められるようにもなります。
まさに理想のコミュニケーションです。
第3者を入れると対人関係は変わる
上で述べた自己主張は、第3者が入ると変わることがあります。
例えば、いつもは攻撃的なコミュニケーションジャイアンですが、
ジャイアンのお母さんや先生がいるときはどうでしょう?
ノンアサーティブな状態に変わります。
また、普段はノンアサーティブなのび太ですが、
ドラえもんに対してはどうでしょうか?
泣きついたり、大声で怒鳴ったりして自分の思い通りにしようとにします。
ですから、コミュニケーションは相手によって変わることもあるのです。
まとめ
今回はコミュニケーションの自己主張についてまとめました。
理想のアサーティブになることで、
自分も相手も大切にすることができ、人間関係もよくなります。
是非、しずかちゃんのコミュニケーションを目指してください。